不妊症の検査

1.基礎体温測定

毎朝目をさましたら、すぐに床の中で婦人体温計を舌の下に入れて体温を測ります。基礎体温表からは排卵の有無、黄体機能不全の診断、排卵日の推定などができます。

2.精液検査

3〜5日間の禁欲後、精液を採取し精液中の精子濃度・運動率・奇形率などを調べます。

3.性交後頚管粘液検査 (フーナーテスト)

検査前日の夜に性交し、翌朝頚管粘液中の精子の様子を顕微鏡で観察することにより、精子の子宮頚管通過性を調べます。

4.子宮卵管造影

この検査は、生理の終了後から排卵するまでに行います。

方法は子宮口から細い管を子宮内に挿入し、レントゲン透視下で造影剤を子宮腔から卵管に注入し、子宮の形と卵管の通過性を調べます。造影剤の注入直後と24時間後にレントゲン撮影を行います。検査後は卵管の通りが良くなり、妊娠しやすくなります。

5.超音波検査

子宮筋腫、子宮内膜症の有無、卵胞の発育を調べます。

6.ホルモン検査(採血)

LH(黄体化ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)、卵胞ホルモン(E2)黄体ホルモン(p)などのホルモン値を測定することにより、排卵や妊娠の維持に必要なホルモンが正常に分泌されているか調べます。

PRL(乳汁分泌ホルモン)測定することで高プロラクチン血症がないか調べます。

男性ホルモン(テストステロン) 測定し、多嚢胞性卵巣症候群の可能性を調べます。

甲状腺ホルモン(fT3、fT4)を測定し不妊の原因となる甲状腺機能異常がないか調べます。

7.クラミジア感染症

子宮頚管内の分泌物を採取してクラミジアに感染しているか調べます。

8.抗精子抗体検査 (採血)

精子と結びつき精子の運動を止めてしまう抗体が女性の血液中に発見されることがあり、これを精子不動化抗体と呼びます。不妊女性の数%に見つかります。