COVID-19 ワクチンに関する米国生殖医学会の見解
2021/8/18 ASRM(アメリカ生殖医学会)からワクチンに関する見解がup dateされました。
「妊娠中の方も、妊娠を目指している方もワクチン接種を推奨します」との見解でした。
正直、先日のブログに書いた日本産婦人科感染症学会・日本産科婦人科学会の見解の方が丁寧で分かりやすく、個人の考えや気持ちにも配慮した、詳しい内容でしたので、こちらを参照して欲しいです(下記クリックで先日のブログに移動します)。
COVID-19 ワクチン(新型コロナワクチン)を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望される方へ | 親愛レディースクリニック (sinailc.com)
(雑感)
ワクチンは社会医学的な観点からいえば、接種推奨は当然です。変異株は今後もでてくるでしょうが、ワクチン接種率が100%に近づいたとすれば社会全体としてはコロナ患者は激減するでしょうから。アメリカ生殖医学会の発表は社会医学的だなぁと思ってしまいました。
逆に日本の学会の発表は、個人の考えに配慮した内容で丁寧だと思う反面、個人の判断に委ねる形をとっているので悩む方も多いのだろうなぁとも思います。(私自身も外来では「いつ接種しても大丈夫だと思われますが、学会の発表などの情報をみて最後は御自身で判断して下さい」と答えてしまうのですが・・・)