体外受精自費料金設定について ⑥ / ⑥
今回の不妊治療保険適応化に関する私見は以下の通りです。
・人工授精に関しては恩恵しかない
・保険診療の体外受精でサラッと妊娠できる方には恩恵が大きい
・結果的に保険診療内では難しそうな方には、治療期間の浪費やコスト負担増の可能性あり
そこで当院では、
「従来の当院の治療法であれば妊娠出来るかもしれないのに、助成金制度がなくなったために自費診療の負担が大きく増えてしまった結果、妊活を諦めるしかない」という人が1人でも減って欲しいという願いから、
体外受精の自費料金設定を保険の10割負担よりも低い額に設定しました。
当院としては保険診療よりも低い額になりますが、当院を信じて通って下さる地域の方々の一助となれるようにと考えてのことです。
治療が難渋してしまっているという場合は、保険診療の制限回数が残っていても自費診療に移行されることも選択肢の1つだと思います。